今後の地震の脅威は主に二つ!! ※重要

2021/12/23

ニュース リスク

【今後来る二つの地震!】

直近で大きな地震が来るとすれば、大きな脅威となっているのは東海、東南海地震と富士山の噴火でしょう。

この二つの地震は来ないという方が難しい地震です。

まず東海、東南海、南海地震は三つのエリアに分かれて発生する可能性があるのですが、定期的に発生しており、今後もプレートの沈み込みによって生まれる歪が大きくなると発生する可能性が高いということになります。

プレートの沈み込みにより発生するこの地震ですが、地震発生後に周辺では必ず地盤の隆起が起こることがわかっています。その後ゆっくりとまた地盤が沈み込んでいき、一定のラインに達するとまた地震が起こります。

プレートの沈み込みはある程度一定の速度で動いていることがわかってきており、次の地震がいつ起こるのか大体の予測が効くようになってきています。

(かなり信憑性の高いデータだといわれています)

 

【史上最大の被害の可能性も】

一定の速度でプレートが沈み込むことから逆算すると、現在の予測では2035年が濃厚とされています。2035年の前後5年は特に警戒すべきとの警告も多数出ています。

東海東南海地震の被害規模は想定で32万人が死亡するという未曽有の大惨事となる想定です。

津波の大きい場合30m以上もの規模になり、自地震発生後ものの2~3分で襲ってくるといいます。いざとなれば逃げる時間もないほどのスピードです。

東海東南海地震については今までも繰り返し起きていますが、前回と前々回の地震が比較的小さい規模だったことから、次の地震では3つのエリアで同時に発生する可能性も指摘されており、被害の規模は史上最大となる可能性も指摘されています。

 

【富士山の噴火による被害】

富士山の噴火については、休火山ですがおよそ200年ごとに噴火を繰り返しています。

しかし、近年では300年以上もの長い間噴火していません。

専門家は通常の1.5倍もの期間マグマを溜め込んでいるので、次回の噴火の際には噴火の規模も相応に大きくなると指摘しています。

実は東海東南海地震である宝永地震が前回起きた時、その地震に誘発されて49日後に富士山も噴火(宝永大噴火1707年)しています。

ということは2035年に東海東南海地震が起こることで、誘発され富士山も噴火する可能性があり、日本中がパニックに陥るほどの大災害になる可能性もあるということです。


富士山の噴火では、火山灰が大きな被害をもたらすと言われています。

偏西風に乗り広い範囲にわたって東側のエリアには火山灰が長期に渡って降り注ぎます。


交通機関への影響はもちろんのこと、火山灰にはガラスや有害なガスも含まれているので人体への影響も当然あるものとされています。

通信機器においても障害が広範囲にわたって出ると予想されています。

 

【東海東南海地震によるダメージ】

東海東南海地震が起きると関西地方を含む広範囲のエリアが大きなダメージを受けます。

大阪は3分の1が水に沈むとも言われています。

そこに富士山の噴火も重なるとなれば関東も壊滅的なダメージを受けることとなり、日本の主要な都市はほぼ機能しなくなってしまいます。

救援といっても東京、大阪、名古屋などがパニック状態に陥れば、救援活動や物資の供給すらままならない可能性が高くなります。

東日本大震災よりもはるかに大きな被害を想定している東海東南海地震。

また、それに誘発される可能性が高い富士山の大噴火。

 

【今後の「備え」が重要!】

今、この大きすぎる災害への「備え」が非常に重要になってきています。

「来るかも?」ではありません。

この二つの災害は時間の早い遅いはあっても、遠からず「必ず」来ます。

防災ももちろんですが、減災することをどこまで実現できるかで未来が大きく変わってしまうかもしれません。

マンションは地震には強くできていますし、防火建物ですから戸建てよりは安全性も高いとは思いますが、日本は木造の家屋も多く、マンションであっても古い建物で旧耐震のものもまだまだ多数存在します。

今ならまだまだできる事はたくさんあるはずです。

もし来たら?ではなく来る前提で考えることで考え方は変わってくると思いますので、一度真剣に災害に対しての意識改革をしてみてはどうでしょうか。

 

現在の会社に入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。

現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

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