想定外の台風で”修繕費を滞納”する住民の末路 最初は”低め設定”の業界内カラクリ

2019/12/07

業界ニュース ,

日本各地で猛威を振るった台風19号。神奈川県の武蔵小杉では、災害に強いと言われるタワーマンションでも浸水被害があった。人的被害がなかったのは不幸中の幸いだが、気になるのは修繕費。保険が下りたりデベロッ…

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記事の要点

  • マンションの修繕費は、保険やデベロッパーが負担すれば問題ないものの共用部分は管理組合が修繕積立金を使って修繕を行う必要が出てきてしまう
  • 修繕積立金をめぐるトラブルは多く、管理組合で決議が必要。建物の半分を越える被害が出た場合、特別決議事項になり住民が決議を巡って揉めるケースが後を絶たない
  • 和解できなければ強制執行になり、財産がないと不動産は競売の対象に。分割や債務整理などの道もあり、売却でも任意売却のほうが高くなる。まずは管理組合に相談するべき

記事へのコメント

問題を報告修繕積立金は年々高くなるので、個人的にはその負担を考えると気が重いです。若い世代にとっては長期的に住み続けたいと思い住宅の購入に踏み切るので、修繕されないまま生活するのは考えられません。たくさんの世帯が生活しそれぞれに事情もあるのがわかりますが、修繕積立金を払えないから売却するしかない…というのは寂しい気持ちになりますね。By 匿名ユーザー

問題を報告マンションを売却しても修繕積立金の支払いは買い手にも継承されてしまうのは驚きました。売却益から相殺されることが多いので、その点を知らない人も多いのかな。住宅は生活をするうえで重要な基盤ですし、後悔のないように慎重に選び購入したいものです。高齢者の方でマンションを購入するときは、修繕積立金のリスクも視野に入れたほうがいいかもしれません。By 匿名ユーザー

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監修者

室田雄飛

J.P.Returns株式会社
執行役員 コンサルティング3部 本部長

J.P.RETURNS執行役員。
J.P.RETURNSに入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。数百戸の投資用区分マンションを販売、自身でも6件の不動産を所有、運用している。現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

【書籍】
日本で最も利回りの低い不動産を持て!
マンション投資2.0

【ブログ】
室田雄飛のモグモグ不動産投資ブログ

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