続きを読む北海道鷹栖町が空き家対策で成果を上げている。独立系の不動産評価会社、三友システムアプレイザル(東京・千代田)と連携し、劣化状態や不動産価値を調べる「空き家調査員」の独自育成に乗り出した。売買、賃貸向
出展:空き家対策の専門調査員、北海道鷹栖町が独自に育成 | 日本経済新聞 電子版
記事の要点
- 北海道鷹栖町が空き家対策で成果を上げている。三友システムアプレイザルと連携し、劣化状態や不動産価値を調べる調査員の独自育成に乗り出している
- 空き家の増加は社会問題化しており、1970年代に買った際の高い価値をひきずり高値で売却できると信じ先延ばしにしているのが、空き家のパターン化となっている。空き家は早く手を打つかどうかで負の遺産にも有益な財産にもなる
- 旭川市に隣接している立地を生かした結果、空き家バンク登録の75件中60件を売却、賃貸の成約にもつながっている。市街地への需要が大きいものの、それ以外でも知恵を絞れば改修し用途は広がる。町の人口も増加傾向にあり、移住相談会を積極的に開催、住みやすさをPRしていくとしている
インターネットユーザーの声
「鷹栖町と三友システムアプレイザルが連携して行う3回の研修・現地実習で、不動産知識や空き家調査の方法を学べる。 これは参加したい人が全国にいそうな取組。」といった反応、感想が上がっている。
記事へのコメント
北海道鷹栖町では、空き家対策として「空き家調査員」の独自育成に乗り出すなど積極的に取り組んでいる。空き家になってしまう原因を考えると、できるだけ早く売却するもしくは賃貸で貸し出すことをもっと考えていくべきだと思います。確かな結果として数字にでているからこそ、空き家が問題になっているのを知っているのに具体的な行動や取り組みのできていない自治体は見習うべきです。By 匿名ユーザー
1970年に物件を購入した人の多くは、もっと価値が上がると思っていたり、その物件を資産として考えているのでどうしてもそのまま維持しようとしてしまいがちです。旭川市の空き家バンクも75件中60件の売却に成功したのですね。市街地は比較的早く決まりやすいけど、農地や水田地帯になると知恵を絞って取り組まないと難しそう。By 匿名ユーザー
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