実家が突如「負」動産に 空き家最新事情

2021/02/26

業界ニュース ,

全国で約849万戸にまで拡大した空き家。それでも「我が家に限って大丈夫」と思い込んでいないだろうか。一度、空き家を抱えると予想外に費用負担が膨らむ例は多い。足元では新型コロナウイルス禍も影響して、空き家の管理や処分はますます難しくなった面もある。家族一丸となって早めに対応を考えることが最善の策だ。空き家を取り巻く最新事情を探った。「空き家費用だけで年100万円だ」。東京都の会社員Aさん(45)

出展:実家が突如「負」動産に 空き家最新事情 | 日本経済新聞
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記事の要点

  • 東京都の会社員(40代)は急病で施設に入所した母の実家マンションの空き家費用年間100万円の出費に悩む。他に介護施設に月額20万円超を支払うが母は実家の売却に同意しない。
  • 空き家は実際に保有して初めて気がつくコストが多い。固定資産税、光熱費・水道料金、火災保険料、庭木せん定費やマンションの管理費・修繕積立金などがある。
  • 一度人が住まなくなると、建物の傷みが進んで再居住や売却が難しくなり、空き家期間が長引く悪循環に陥るため、空き家対策を家族間で早期に検討する必要がある。

インターネットユーザーの声

「親は善かれと思って家土地を買って遺したがるけど、子が社会人になって独立して同居してないなら、自分たちで処分していいと思う。」といった反応、感想が上がっている。

記事へのコメント

問題を報告親兄弟とこまめに会話してアップデートした内容をテキスト共有するの超大切。本当に大切。すごい大切。(合意形成に基づきコロナ禍でSDとりつつ実家断捨離中)By 匿名ユーザー

じぇぴりー祖父の家は、相続でもめて20年ちょっとほったらかされてる。 By じぇぴりー(公式)

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監修者

室田雄飛

J.P.Returns株式会社
執行役員 コンサルティング3部 本部長

J.P.RETURNS執行役員。
J.P.RETURNSに入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。数百戸の投資用区分マンションを販売、自身でも6件の不動産を所有、運用している。現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

【書籍】
日本で最も利回りの低い不動産を持て!
マンション投資2.0

【ブログ】
室田雄飛のモグモグ不動産投資ブログ

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