マイナス金利 家計は敗者

2019/06/07

業界ニュース ,

「それって本当に動くんですか?」。京都大学で金融論を教える岩下直行教授は、最近の授業で学生が示す反応に戸惑いを隠せない。マクロ経済学の基本である金利が変動すると説明しても、キョトンとした顔をするのだ

出展:マイナス金利 家計は敗者 | 日本経済新聞 電子版
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記事の要点

  • マイナス金利で家計と銀行は損を、企業と政府は得をする結果となった。
  • 家計の中でも株を持っている人は日銀のETF買いにより得したが、預金メインの高齢者や若者は損しやすい。
  • 日本では現金思考と将来への不安から投資増も少なく、緩和の副作用が膨らんでいる。

インターネットユーザーの声

「【生きていけない? 】マイナス金利は、地銀を存立危機に陥らせると同時に、政府と企業には利益をもたらし、株や不動産をもたない家計にはマイナスだ。 実質所得低下の中で家計の格差を広げた。 だが、金融庁によれば、2千万円ないと年金では生きていけないという。」といった反応、感想が上がっている。

記事へのコメント

問題を報告なるほど、家計の中でも株を保有している人は恩恵があったんですね。わたしも将来のことを考えて毎月少しずつETFを買っているのですが、初めてまもないので実感は少ないですね・・・。でも、預金でお金を遊ばせておくよりは断然いいと思うので、これからも継続してみます。By 匿名ユーザー

問題を報告確かに、ゼロ金利政策・マイナス金利政策は企業に有利です。逆に、一般人の家計や金融機関にはデメリットでしょう。しかし、完全にマイナスなのかと言えばそうではないはずです。不動産投資や株への投資にはおあつらえ向きです。とくに不動産投資は、金利が低いのでチャンスと言えるでしょう。マイナス金利だからと嘆いていても何も変わりません。マイナス金利がいつまで続くのかわからないからこそ、今の状況に合わせて資産運用をしていくべきでしょう。By 匿名ユーザー

問題を報告マイナス金利によるゆがみはひどいものです。政府や企業にとっては良いでしょうが、家計や金融機関としては厳しいです。それでも、不動産投資や株への投資にはプラスの状況と言えるでしょう。個人でも不動産投資や株への投資は可能です。できる範囲で投資をすることで、マイナス金利の恩恵も受けることができるでしょう。もちろん、リスクだってあるので慎重に検討することが大切です。By 匿名ユーザー

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監修者

室田雄飛

J.P.Returns株式会社
執行役員 コンサルティング3部 本部長

J.P.RETURNS執行役員。
J.P.RETURNSに入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。数百戸の投資用区分マンションを販売、自身でも6件の不動産を所有、運用している。現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

【書籍】
日本で最も利回りの低い不動産を持て!
マンション投資2.0

【ブログ】
室田雄飛のモグモグ不動産投資ブログ

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