「家には掘り出しモノがない」というこれだけの理由 おトクな物件を買うことは不可能

2021/01/25

業界ニュース ,

家探しをしている時に「この物件は掘り出し物ですよ」と言われたことはないだろうか。公認会計士・税理士の山田寛英氏は「現在の制度上、消費者が不動産屋から、おトクな物件を買うことは不可能に近い」と指摘する――。

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記事の要点

  • 消費者が不動産屋から、価値のあるおトクな物件を買うことが不可能に近い理由は、掘り出し物の情報を先に入手した不動産屋が先んじて動いて利益を確保、適正価格にしたうえで、ようやく一般の市場に出回るため。
  • 「不動産トラブル事例データベース」によると、1650万円で売れる価値のあった物件を、1000万円以上で売ることは難しいとウソをつき、1220万円で買い叩いた事例がある。
  • 証券会社の社員が株を買えない理由は、インサイダー取引だらけとなって、健全な市場が成り立たなくなるためだが、不動産市場に置き換えると仲介を務める不動産業者も自ら家を買えるという点が決定的に異なる。

インターネットユーザーの声

「掘り出し物というのは、人気エリアは土地を売り出す事が無いので、掘り出し物というのはそう言う事で、決して安いとかでは無い。安ければ不動産会社は購入するから一般人は購入出来ない。」といった反応、感想が上がっている。

記事へのコメント

問題を報告建築士で不動産業も経験がある身として #一戸建てには掘り出し物はない #マンションには掘り出し物がある その理由はマンションの構造の善し悪し SRC造は掘り出しもの多しBy 匿名ユーザー

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監修者

室田雄飛

J.P.Returns株式会社
執行役員 コンサルティング3部 本部長

J.P.RETURNS執行役員。
J.P.RETURNSに入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。数百戸の投資用区分マンションを販売、自身でも6件の不動産を所有、運用している。現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

【書籍】
日本で最も利回りの低い不動産を持て!
マンション投資2.0

【ブログ】
室田雄飛のモグモグ不動産投資ブログ

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