地銀3行、赤字転落 4~12月 低金利で収益力限界

2019/04/06

業界ニュース ,

上場する79の地方銀行・第二地方銀行・グループの2018年4~12月期決算はスルガ、武蔵野、栃木の3行が最終赤字に転落し、ゼロだった1年前から暗転した。3行が赤字転落したのは2013年3月期以来。日

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記事の要点

  • 上場する79の地方銀行・第二地方銀行・グループの2018年4~12月決算は3行が最終赤字
  • ゼロだった1年前から暗転、3行が赤字転落したのは2013年3月期以来
  • 日銀のマイナス金利政策で加速度的に収益が悪化している
  • 地域の金融システムには綻びが見え隠れしてきた
  • 79行・グループの18年4~12月期の連結純利益は約6938億円と前年同月比11%減
  • 全体の8割に当たる65行・グループが減益だった
  • 今後されに悪化していくのかが焦点になる

インターネットユーザーの声

「【地銀潰しの日銀】東京証券取引所などに上場する地方銀行79社の2018年4~12月期決算は、最終利益の合計が前年同期比16. 0%減の6938億円に。 全体の8割を超える65社が減益または赤字である。 株価や不動産価格が大幅に下落すれば、ひどい打撃を被るだろう。」といった反応、感想が上がっている。

記事へのコメント

問題を報告なかなか地方銀行は厳しい現状だね・・・マイナス金利がこのまま続けば、さらに悲惨な状況に落ちていく可能性がある。全体の8割にあたる65行が減益というのは、本当に地銀が厳しいということを表しているはずだ。しかし、状況はもっと悪化する可能性が高い。10月に消費税率アップになれば、不況になってお金の動きがさらに滞ることが予想できる。その結果、地銀は収益を確保するのが難しくなっていく。大幅な人員削減など、組織的に変わっていく必要があるだろう。By 匿名ユーザー

問題を報告地方銀行にとって苦しい時代だ。マイナス金利によって、収益を確保するのが難しいのが現状にある。全体の8割が減益というのもある意味スゴイ。それだけ地方銀行は厳しい状況に陥っているということだ。それでも何とかするためには、AIやビッグデータなどを活用したフィンテックの導入に活路を見出すしかないのではないだろうか?とは言え、資金の乏しい地方銀行にはフィンテックの導入も大変だろうし、難しいところだな・・・By 匿名ユーザー

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監修者

室田雄飛

J.P.Returns株式会社
執行役員 コンサルティング3部 本部長

J.P.RETURNS執行役員。
J.P.RETURNSに入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。数百戸の投資用区分マンションを販売、自身でも6件の不動産を所有、運用している。現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

【書籍】
日本で最も利回りの低い不動産を持て!
マンション投資2.0

【ブログ】
室田雄飛のモグモグ不動産投資ブログ

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