西武信金、反社会勢力に融資疑い

2019/04/20

業界ニュース ,

西武信用金庫(東京・中野)が暴力団など反社会的勢力と関わりのある企業に融資していた疑いのあることが8日、分かった。金融庁は同金庫の融資審査や管理体制に不備がなかったか立ち入り検査を含めて調べている。

出展:西武信金、反社会勢力に融資疑い | 日本経済新聞 電子版
続きを読む

記事の要点

  • 西武信用金庫が暴力団など反社会的勢力と関わりのある企業に融資していた疑いがある
  • 金融庁は同金庫の融資審査や管理体制に不備がなかったか立ち入り検査を含めて調べている
  • 組織的な不適切融資の可能性もあり、取引実態を見極めた上で行政処分に踏みきるか検討
  • 西武信金の幹部は「適切に業務をやってきたつもりだが、今はコメントできない」と話している
  • 過去には2013年にみずほ銀行が提携先の信販会社を通して暴力団員らに融資していたことが判明
  • みずほ銀行のケースでは問題発覚後も2年以上にわたり取引を解消せず、一部業務の停止命令が出た

インターネットユーザーの声

「これは完全にアウトではないだろうか?信金など金融機関は、コンプライアンスを重視しているはず。それなのに、反社会勢力と関わりのある企業に融資していたのはダメだ。融資審査や管理体制に不備がなかったか調べているとのことだが、反社会的勢力に融資していたのが事実だったら、その時点で不備があったと認定するべき。いずれにしても、西武信金としては厳しい立場になった。今後、どんな処分が科されるのか注目だ。」といった反応、感想が上がっている。

記事へのコメント

問題を報告金融機関が反社会的勢力に融資していたのが事実なら、これは許してはいけいない。融資していたお金が、犯罪などに利用されていた可能性がある。それだけに、反社会的勢力への融資は根絶するべき。そのためには、今回の西武信金の件は徹底的に調べ上げてほしい。その上で、厳格なる処分を科すべき。これで甘やかせば、同じようなことが起こる可能性がある。似たような事例が起きないためにも、徹底的に調べて厳しく処分してほしい。By 匿名ユーザー

この記事へコメントする

監修者

室田雄飛

J.P.Returns株式会社
執行役員 コンサルティング3部 本部長

J.P.RETURNS執行役員。
J.P.RETURNSに入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。数百戸の投資用区分マンションを販売、自身でも6件の不動産を所有、運用している。現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

【書籍】
日本で最も利回りの低い不動産を持て!
マンション投資2.0

【ブログ】
室田雄飛のモグモグ不動産投資ブログ

PAGE TOP