東証REIT指数、11年7カ月ぶり高値 利回り求め資金流入

2019/07/13

業界ニュース ,

不動産投資信託(REIT)相場の値上がりが続いている。国内REITの総合的な値動きを示す東証REIT指数は10日、2007年以来およそ11年半ぶりの高値を付けた。10年国債利回りがマイナス圏に沈むな

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記事の要点

  • 東証REIT指数は10日、2007年以来およそ11年半ぶりの高値を付けた。
  • 再編期待や日銀による買い支えの安心感も相まって国内外の資金が流入している。
  • 背景には10年債や東証1部より優れている、利回りの高さがある。

インターネットユーザーの声

「商業系テナント需要が盛んな今、不動産投資が怖いと言う人はREIT(不動産投資信託)を買うという参加の仕方もあり。 」、「REITマイスターとしてはコメントしない訳にはいかない。 この傾向はしばらく続くだろう。 不動産市況は遅行指数なので、下落局面では株よりも遅れて下がるから。 」、「前回REIT指数が高値を付けた07年は不動産市場が「ミニバブル」と呼ばれていた。 当時と比べると割高感は乏しい。」、「世界的な金融緩和で株、債券、金、不動産、ビットコインなどの金融資産が軒並み上がっています。 米国は2020年の大統領選に向けてFRBに緩和圧力がかかっており、また欧州の時期中央銀行総裁も緩和論者。 今年、来年あたり、投資はトレンドになるかもです。」、「正しいのかもわからない鑑定価格を元にしたNAV倍率が1.17倍って十分高いと思うけど。 加重平均の利回り4%となっているが 自己資本比率50%で不動産投資をして、その程度だろうか? 我々が借りるよりも金利も安いのでは?」といった反応、感想が上がっている。

記事へのコメント

問題を報告REIT運営会社のさくらとの統合を巡る話も持ち上がっていることで、他の中小REITも統合していくという期待もあると思います。統合して規模が大きくなると、扱える案件も増えて利益が出る、だから人気が出るというロジックですね。今後のRET業界に注目です。By 匿名ユーザー

問題を報告分配金利回りが4%っていいね。REITの価格自体が上がったところで売却できればその利益も出ると考えると、やらない手はないのかもしれない。By 匿名ユーザー

問題を報告利回りのことを考えれば、REITに資金が流入するのも納得ですね。REITの分配金利回りは約4%なのに対し、10年債利回りはマイナス0.130%ではどちらに投資したいのか一目瞭然です。東証1部の配当利回りが約2.5%ということなので、それ以上にREITは配当があって魅力的です。しかも、REIT市場は再編される可能性が高くなっています。スターアジア不動産投資法人がさくら総合リート投資法人に合併を提案し、さくらREIT側はその対抗として投資法人みらいとの合併計画を発表しています。このように、再編される可能性が高いREIT市場は注目でしょう。By 匿名ユーザー

問題を報告REIT市場はまだまだ上昇する可能性があるだけに、投資家が注目するのは理解できますね。配当利回りの良さが魅力ですが、注目すべきはそれだけではありません。REIT市場は再編される可能性が高くなっています。合併などで再編されるようになれば、規模が大きくなることが予想されます。規模が大きくなれば大規模な開発にも参入できて、さらに高い利回りが期待できるのです。これらの背景から、投資家はREIT市場に注目しているのでしょう。今後のREIT市場の動きには注視しておきたいですね。By 匿名ユーザー

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監修者

室田雄飛

J.P.Returns株式会社
執行役員 コンサルティング3部 本部長

J.P.RETURNS執行役員。
J.P.RETURNSに入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。数百戸の投資用区分マンションを販売、自身でも6件の不動産を所有、運用している。現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

【書籍】
日本で最も利回りの低い不動産を持て!
マンション投資2.0

【ブログ】
室田雄飛のモグモグ不動産投資ブログ

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