野村不動産、「在庫1年半」 実現益の回転力

2019/09/20

業界ニュース ,

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出展:野村不動産、「在庫1年半」 実現益の回転力 | 日本経済新聞 電子版
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記事の要点

  • 株式市場で「PROUD(プラウド)」ブランドの野村不動産ホールディングスが買われている
  • 野村不動産は連結営業利益に占める住宅部門の割合が約30%と不動産大手5社で最も大きい
  • 株式市場は野村不動産の「回転力」を評価しているようだ
  • 野村不動産は完成時点で売れ残り住戸が出ないように価格コントロールを徹底し、回収した資金で新しい土地の仕入をする
  • 住宅部門の在庫はおおむね1年半で1回転してスピーディー
  • 賃貸オフィス部門でも回転力を高めようとしている

インターネットユーザーの声

「野村不動産は連結営業利益に占める住宅部門の割合が約30%と不動産大手5社で最大」といった反応、感想が上がっている。

記事へのコメント

問題を報告野村不動産ホールディングスが株式で評価されているのも納得ですね。完成時点で売れ残り住戸が出ないように価格コントロールをすることで、回転力を高めているのはプラス材料になるでしょう。しかも、賃貸オフィスでも回転力を上げようとしているのだからスゴイですね。完成後も時間をかけて販売するのも悪いわけではないですが、最初から価格をコントロールして売れ残りを出さないようにすることでリスクが少ないでしょう。今後も回転力を重視していくでしょうね。By 匿名ユーザー

問題を報告野村不動産は住宅部門の割合が約30%でとても大きいとのことだが、株式市場では野村不動産ホールディングスが買われています。それだけ、今後の住宅部門にはプラス材料があると予測している投資家が多いのでしょう。また、野村不動産はROAを重視して、高い回転力なのは投資家からすれば良材料でしょうね。売れ残りが出ないようにすることで、リスクを軽減できて回転力も高まります。野村不動産のそうした戦略は、投資家から評価されているのでしょう。By 匿名ユーザー

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監修者

室田雄飛

J.P.Returns株式会社
執行役員 コンサルティング3部 本部長

J.P.RETURNS執行役員。
J.P.RETURNSに入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。数百戸の投資用区分マンションを販売、自身でも6件の不動産を所有、運用している。現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

【書籍】
日本で最も利回りの低い不動産を持て!
マンション投資2.0

【ブログ】
室田雄飛のモグモグ不動産投資ブログ

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