タワマンにも参画、不動産はJR北海道を救うか | 建設・資材

2020/02/18

業界ニュース ,

札幌駅からJR線で1駅。苗穂駅から目と鼻の先で、地上27階建てのタワーマンション「ザ・グランアルト札幌 苗穂ステーションタワー」が建設中だ。昨年オープンしたモデルルームの看板には、大手デベロッパーの大京…

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記事の要点

  • 「ザ・グランアルト札幌 苗穂ステーションタワー」が建設され、、モデルルームの看板には大手デベロッパーの大京と、住友不動産、北海道旅客鉄道会社の文字があり、JR北海道も売り主として参画。本業の鉄道事業が飲み悩む中、活路を見出そうとしているのが不動産事業
  • 開発の基本は社宅などの遊休物件や駅舎の高架化によって生まれた土地の活用。ホテルノースランド帯広やブランJRによってJR北海道は営業黒字に転じている
  • 社用地の枯渇化もあり、用地仕入れの経験に乏しいJR北海道は大京、住友不動産から商品計画や販売のノウハウを学びたいという狙いもある
  • 2016年10月上場を果たしたのがJR九州。北海道は商圏は少ないものの不動産市況は堅調。道内で大きなブランド力を持っている大京と物件の認知度で相乗効果が期待できる

インターネットユーザーの声

「北海道は気候的にタワマンのメリットがあると思う」、「大京やスミフに対して1割出資したところで、素人のJR北海道がマンション開発について勉強できるのだろうか。」といった反応、感想が上がっている。

記事へのコメント

問題を報告JR北海道に取っては人口の減少もあるなか、運賃業以外の方法で収益を上げたいと考えると不動産は納得です。札幌は雪国ではあるけど、不動産の需要はあるしこれで大手デベロッパーが揃えば、タワマンとしての価値も高くなります。土地の仕入れに精通している大京からは学ぶことも多そう!JR北海道にとっていい機会になりますように。By 匿名ユーザー

問題を報告JR北海道の社用地といっても限りがあるのは事実。どこかで土地の仕入れを考えていかなくてはいけなかったときに、タワマンの話があったのでしょうね。北海道は物価も安い場所ですが、札幌に関しては人口も多く商圏としても十分に発展できる場所。オリンピックのマラソン、パラの開催地にもなったし、JR北海道が盛り返すのを期待しています。By 匿名ユーザー

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監修者

室田雄飛

J.P.Returns株式会社
執行役員 コンサルティング3部 本部長

J.P.RETURNS執行役員。
J.P.RETURNSに入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。数百戸の投資用区分マンションを販売、自身でも6件の不動産を所有、運用している。現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

【書籍】
日本で最も利回りの低い不動産を持て!
マンション投資2.0

【ブログ】
室田雄飛のモグモグ不動産投資ブログ

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