賃貸取引の書面電子化、国交省主導で113社が実証

2020/02/04

業界ニュース ,

不動産の賃貸取引の書面をペーパーレスに――。国土交通省と消費者庁は、紙での交付が義務付けられている賃貸取引の重要事項説明書を電子化する実験を行った。2019年12月まで3カ月間の実験に参加したのは1

出展:賃貸取引の書面電子化、国交省主導で113社が実証 | 日本経済新聞 電子版
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記事の要点

  • 国土交通省と消費者庁は紙での交付が義務とされている、賃貸取引の重要事項説明書を電子化する実験を実施。実験に参加したのは113社になり「規制のサンドボックス制度」を省庁が取りまとめる方法で活用
  • 借り主と貸主の双方に重要事項説明書を郵送する費用として1件1000円、原本を保管するオフィススペースの削減、電子化で効率化、顧客の利便性の向上にも繋がる
  • 宅地建物取引業法に規定もあるため、メール送信を可能にする法改正も必要。反対勢力を説得する材料にもなり、省庁が手動する方法を示してる

インターネットユーザーの声

「これは本当にブレイクスルーして欲しい分野」といった反応、感想が上がっている。

記事へのコメント

問題を報告賃貸取引の重要事項説明書を紙面にしているのは、法律で決まっていることなんですね!専門用語も多いし説明してくれてもよくわからないなーなんて思っていたので、管理する面も考えると電子化のほうが嬉しいです。法改正などもルールの変更も必要ですし、実際には手間がかかってしまう面もあったみたいですし、すぐに実現は難しいかもしれないけど…。今春の検討会でどのような形になるのか、今から楽しみです。By 匿名ユーザー

問題を報告紙面だと紙ももったいないし、件数が多ければ多いほど郵送の費用や手間もかかります。ただメール送信の場合、重要事項説明書のような大切な書類をどう管理するのかも考えなくてはいけなくなりますね。例えば賃貸契約を結ぶのが高齢者の場合、電子化で管理ができるのか使いにくい人も出てくるのでは?賃貸契約を結ぶ相手の希望によって選択できるようになるといいかもしれません。By 匿名ユーザー

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監修者

室田雄飛

J.P.Returns株式会社
執行役員 コンサルティング3部 本部長

J.P.RETURNS執行役員。
J.P.RETURNSに入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。数百戸の投資用区分マンションを販売、自身でも6件の不動産を所有、運用している。現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

【書籍】
日本で最も利回りの低い不動産を持て!
マンション投資2.0

【ブログ】
室田雄飛のモグモグ不動産投資ブログ

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