三越再生、ビックカメラと 創業の日本橋で「フロア賃貸」

2020/02/10

業界ニュース ,

三越伊勢丹ホールディングス(HD)は7日、国内の「百貨店発祥の地」とされる三越日本橋本店(東京・中央)にビックカメラを開業する。ビックと定期賃貸借契約を結び、売り場を貸す「不動産モデル」だが、定額の

出展:三越再生、ビックカメラと 創業の日本橋で「フロア賃貸」 | 日本経済新聞 電子版
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記事の要点

  • 百貨店発祥の地である三越日本橋本店にビックカメラを開業、三越伊勢丹ホールディングスは定期賃貸借契約を結び売り場を貸す不動産モデルを実現。
  • 新館6階の子ども服売り場だった約1200平方メートルを使い、木目調の床にソファを設置し高級家電や最新のマシンなども取り扱う。ビジネスマナーや服装もスーツ着用などの違いがある。「単に場所を貸すのではなく、共同プロジェクトだ」と杉江社長は語っている
  • J・フロントリテイリングは15年にヨドバシカメラを誘致し、全館が不動産型の「GINZA SIX」を開いている。不動産モデルは営業利益3億にもなり、高島屋も商業事業の開発に力を入れている

インターネットユーザーの声

「あ、マルイの真似してる。 ちなみにコレド室町はソニー創業の地。 」、「裏返すと定借でないと棚子が利益出せなくなったとも言える」といった反応、感想が上がっている。

記事へのコメント

問題を報告百貨店の経営が厳しいといわれるなか、不動産モデルのほうが定額の賃料を得られるメリットも大きいということでしょうか。とはいえ、百貨店の考え方が変わってきているなと感じます。三越にビックカメラが入るようになり、子ども服などを販売していたコーナーは縮小。時代の変化なのでしょうか。高級感や他店との違いを謳っていますが、三越も利益を出すのが難しくなってきたのか…。By 匿名ユーザー

問題を報告フロア賃貸が増えていますよね。同じデパートや商業施設のなかにあっても定期借家契約なので、それぞれが個々の色を出したお店も多くて個人的には好きだなーと思います。ただお目当てのお店があって久しぶりに足を運ぶと撤退していたり…リピート率的にはどうなのだろう?マルイなんかがいい例で、お目当てのお店がなくなると行かなくなってしまう人も多いんじゃないかな?By 匿名ユーザー

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監修者

室田雄飛

J.P.Returns株式会社
執行役員 コンサルティング3部 本部長

J.P.RETURNS執行役員。
J.P.RETURNSに入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。数百戸の投資用区分マンションを販売、自身でも6件の不動産を所有、運用している。現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

【書籍】
日本で最も利回りの低い不動産を持て!
マンション投資2.0

【ブログ】
室田雄飛のモグモグ不動産投資ブログ

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