オヨの経営内容に懐疑論

2020/03/20

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ソフトバンクグループ傘下の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)」の投資先であるインド新興ホテル大手OYO(オヨ)ホテルズアンドホームズの経営内容について懐疑論が出ている。同じSVFが出資する

出展:オヨの経営内容に懐疑論 | 日本経済新聞 電子版
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記事の要点

  • ソフトバンク・ビジョン・ファンドの投資先である、インド新興ホテル大手OYOホテルの経営内容について懐疑論が出ている。米ウィーカンパニーの経営危機顕在化したことがきっかけとなり、次のウィーワークなのかといった声もある
  • 採算度外視で規模拡大に資産を先行投入する手法になり、年次報告書では明確な採算重視方針を宣言。会社の運営方針について「業務能力に見合った成長速度で進む」とし、1年前から様変わりしている。
  • リテシュ・アガルワル最高経営責任者によると、収支は今期さらに改善中。オヨ全体の収支改善が進んでいる公算が大きい。オヨはフランチャイズで個別ホテルの経営リスクは負わないこと、客室稼働率を従来通り高く保てれば、キャッシュフローは加盟店数に比例して増えるはず

インターネットユーザーの声

「ようやくまともな言論が出てきた。 そう「両社の事業モデルは全く異なる」のです。 街の不動産屋が1軒潰れたから不動産は産業ごとダメだ、などといった言論はナンセンス。」といった反応、感想が上がっている。

記事へのコメント

問題を報告ウィーワークの経営危機にとって、オヨも厳しいのではといわれているようですが…。両者の事業モデルっがこれだけ違う点を考えると、比較としてあげるのはどうなのでしょうか。オヨは不動産の所有や賃貸をしていないので、ホテル個々の経営リスクには関係ないんですよね。ようはホテルの稼働率が下がれば、そのホテルの責任になるということ。日本では観光客が安定していればいいけど、今回のように新型肺炎などの事態がおきたときはどうなるのでしょうか?By 匿名ユーザー

問題を報告加盟店のホテルを一気に増やし過ぎな気もします。オヨが日本に参入したことで、日本のビジネスホテルも運営が厳しい事態になっているけど…。加盟ホテルへのケアや管理は最低限の話だと思います。経営者や宿泊者から、苦情が殺到していることを考えるといかに事業として成立していないのかを感じます。一度全体を見直すタイミングなのではないでしょうか。経営の執行力が試される局面になりましたね。By 匿名ユーザー

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監修者

室田雄飛

J.P.Returns株式会社
執行役員 コンサルティング3部 本部長

J.P.RETURNS執行役員。
J.P.RETURNSに入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。数百戸の投資用区分マンションを販売、自身でも6件の不動産を所有、運用している。現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

【書籍】
日本で最も利回りの低い不動産を持て!
マンション投資2.0

【ブログ】
室田雄飛のモグモグ不動産投資ブログ

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