自然災害を意識しない家選びが絶対NGな理由 | SUUMOジャーナル

2020/03/17

業界ニュース ,

近年、気候変動リスクが高まる中で、想定外の「激甚災害」が相次いでいます。2019年に発生した台風15号や台風19号が猛威を振るったのは記憶に新しいところ。また2018年には「西日本豪雨」「北海道胆振東部地震」、2…

出展:自然災害を意識しない家選びが絶対NGな理由 | SUUMOジャーナル | 東洋経済オンライン
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記事の要点

  • 激甚災害が相次ぎ、気候変動リスクが高まっている。江東5区大規模水害対策協議会以外にも、東京内陸地にも浸水の可能性のある地域が存在する。世田谷区の標高は高いものの起伏が激しく浸水の可能性のある地域も。東京都の場合雨水の排水処理能力は50mm~60mmになり、ゲリラ豪雨などの大雨は排水路から溢れ出してしまうことも。
  • 浸水リスクのある地域との不動産価格には大きな差がなく、多くの人が無頓着である。活断層の所在や土地の高低差、液状化の可能性、建物の耐震性能、なども繁栄されていない。不動産広告に項目がなく発展途上国の段階である。楽天損害保険は国内損保ではじめて水害リスクに応じた保険料の見直しを行うと発表。
  • 土地の履歴書ともいえる地名で歴史がわかる。注意したいのは近年になって地名が変更された「◯◯野」や「◯◯が丘」などになっている。地域にある法務局にいくと登記事項証明書を1通600円で取得でき、リスクに備えることもできる

インターネットユーザーの声

「地名は土地の履歴書。 地名でわかることも色々。 ニュータウンなど地名が変わってるところもあるので、履歴をたどりたい。」といった反応、感想が上がっている。

記事へのコメント

問題を報告自然災害のリスクが高まっているのに、建物やその立地だけで家を選んでしまう人が多すぎる気がします。渋谷なんかも谷が地名に入っていて、川が流れている地盤の弱い地域なのは、昔から住んでいる人なら誰でも知っている話。でもあとから引越ししてきた人ってそれを知らないのが怖すぎる。渋谷を高台だと勘違いしている人も多いんじゃないかな?さんずいの入った地名も東京だけでもたくさんありますね。By 匿名ユーザー

問題を報告不動産会社にとって、浸水のリスクや地盤、液状化などできれば説明したくないもの。住んでいる地域によっても損害保険の金額が一緒なのはおかしな話で、日本人がいかに無頓着なのかを実感します。損害保険の金額が高い=それだけリスクのある土地に住んでいるということ。もっと家を買うときに、地域による災害リスクの違いを考えるべきだと思います。それが家族の命を守るのではないでしょうか。By 匿名ユーザー

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監修者

室田雄飛

J.P.Returns株式会社
執行役員 コンサルティング3部 本部長

J.P.RETURNS執行役員。
J.P.RETURNSに入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。数百戸の投資用区分マンションを販売、自身でも6件の不動産を所有、運用している。現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。

【書籍】
日本で最も利回りの低い不動産を持て!
マンション投資2.0

【ブログ】
室田雄飛のモグモグ不動産投資ブログ

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