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近年、将来の経済的安定を考えて、不動産投資を始める女性が増えています。かつて、不動産投資を行う人の大半は男性でしたが、現在はフルタイムで働く女性が増えて融資がおりやすくなった背景もあり、性別問わず取り組む資産運用の一つとして捉えられています。
不動産投資は比較的安定した収益を得られるので、老後の不安を解消するための有望な投資方法として、多くの女性から注目されているのです。さらに、女性特有の細やかな注意力や長期的な視野で物事を考えられる能力は、不動産投資に向いているといわれています。
本記事では、女性が不動産投資に向いている理由やメリットを詳しく解説し、運用をするにあたり注意しなければいけない点をお伝えします。
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目次
女性がビジネスで活躍する機会が増え、経済的な自立を手に入れられる社会になりつつあります。人生観や結婚観の変革期を迎え、結婚後も仕事を続けたいと思う人や、生涯独身で人生を歩みたいと考える人もいます。働く女性が増えたためにライフスタイルを自由に選択できる世の中になりつつあるのです。
しかし、相次ぐ増税や社会保険料の増加など、経済的な将来不安は以前よりも増しているでしょう。女性は出産や子育てで、どうしても仕事を離れなければならない期間が男性よりも長く、男性よりも働く時間が制限されてしまう傾向にあります。そのため、老後の資産形成に有効で、出産や子育てに影響を受けにくい不動産投資が注目され、始める女性が増えています。
特に以下の理由が、女性の不動産投資家を増えている要因です。
・老後資金に不安がある
・出産などのライフイベントに対応できる
・男女の賃金格差がある
それぞれの理由について詳しく解説します。
不動産投資を始める女性が増えている背景の一つには、老後資金への不安が挙げられます。女性の老後資金に不安が増加している要因は、生涯未婚率の上昇と男性よりも長い平均寿命です。
2020年の国勢調査では生涯未婚率(50歳時未婚率)は女性が17.8%で、以下の表で分かるとおり、生涯未婚率は上昇を続けています。
▪︎生涯未婚率
年代 | 女性 | 男性 |
2020年 | 17.8% | 28.3% |
2015年 | 14.9% | 24.8% |
2010年 | 10.6% | 20.1% |
2005年 | 7.3% | 16.0% |
2000年 | 5.8% | 12.6% |
参照:総務省 研究会の背景についてー家族形態の変化
参照:人口統計資料(2023)改訂版
生涯未婚率の上昇は、すなわちパートナーなしで老後を過ごす人の増加を意味します。
また、女性は男性よりも平均寿命が長いため、老後の備えがより多く必要です。2022年の厚生労働省「簡易生命表(令和4年)」によると女性の平均寿命は87.09歳、男性の平均寿命は81.05歳です。老後資金の問題は、男性よりも女性の方が深刻といえるでしょう。
上記の理由から、老後の資金形成を目的に不動産投資を始める女性が増えています。
出産や子育てなどで忙しいときでも、管理業務を委託すれば不動産投資は難なく続けられます。
不動産投資は本来、空室対策や建物の修繕、入居者からのクレーム対応など、さまざまな業務が発生します。オーナー自ら管理を行うと負担が大きく、本業や子育てに影響する可能性が高いです。
しかし、不動産投資には上記の業務を委託できるサービスがあり、利用すれば忙しい人でも資産構築が可能です。そのため、不動産投資は出産などの大切なライフイベントを控える女性でも、安心して取り組めます。また、仕事の都合で忙しい時期が続いても、管理委託すれば、負担を掛けずに賃貸経営が続けられるでしょう。
女性の社会進出が進み、ビジネスで男性をしのぐ活躍を見せる女性が増えた昨今でも、男女の賃金格差があるのは事実です。
経済協力開発機構(OECD)の発表で、2022年の日本の男女の賃金格差は21.3%あることが報告されました。アメリカの17%、イギリスの14,5%、北欧の10%に比べると大きな差があり、日本には依然として男女の賃金に大きな格差が生じています。
男女の賃金格差が大きい日本では、多くの女性がビジネスで資産を構築するのはまだ難易度が高いかもしれません。そのため、不動産投資による資産形成で差を補おうと考える人が増えました。不動産投資の収益は性別に関係なく資産構築のチャンスがあり、むしろ細やかな心遣いができる女性ほど、資産価値の高い物件を見定められたり、細やかな気遣いができたりで安定的な経営に向いているといえます。
直感力に優れており、瞬時にものの良し悪しを判断できる傾向が男性よりもあるなど、不動産投資に必要な能力を女性は持っているといわれています。
例えば、投資物件を選ぶ際、さまざまな情報から理想に近いものをいくつかピックアップして検討します。最終的な決断は直感に頼らざる場合もあり、判断するシーンで女性の直感力は大いに活かされるでしょう。
また、男性よりも女性はマルチタスクが得意で、物事の同時進行に長けています。そのため、本業や子育てをしながらの不動産投資は女性に向いており、これらの特徴は、プラスにはたらく可能性があるでしょう。
その中でも、特に女性が不動産投資に向いている理由には、以下の3つが挙げられます。
・収支計画を綿密に立てられる
・女性目線で考えられる
・子育てに忙しい時期でも運用できる
それぞれ詳しく解説します。
不動産投資は綿密に収支計画を立てて行う必要があります。事前に収支をシミュレーションすると、収入と支出の時期や金額が明確になり、事業の見通しも立てやすいです。特に女性は現実的に物事を判断する能力に長けているため、厳しい条件を自ら設定し、精度の高い計画を立てられるでしょう。
また、一度決めたことは気を抜かずにやり通す芯の強い女性も多く、収支計画に沿った運用を最後まで続けます。
甘い資産形成計画に惑わされずに、現実をシビアに見通して計画し、完遂する気質は、不動産投資で失敗しないに重要といえます。
女性は生活者の目線で物件の良し悪しを評価するので、需要のある部屋を探す能力に長けているといえます。水回りの使い勝手や各部屋に収納スペースが確保されているかなど、男性よりも住みやすさを重視した視点で物件選びができる傾向にあります。
また、生活シーンをイメージしながら「周辺にスーパーや商業施設があるか」、「近隣住民のゴミのマナーができているか」などのきめ細やかな確認ができるのも、女性が不動産投資に向いている理由の一つです。女性の視点で選んだ物件は入居者にとって住みやすく、利便性に優れる可能性が高いといえるでしょう。
不動産投資は物件の管理を業務委託すると、オーナーの手間はほとんどかかりません。子育てや仕事に忙しい日々を送りながらでも、資産構築が可能です。特に子どもが0~1歳のときは、1日中付きっ切りになることも多いので、毎日の生活の中に定期的な作業がないのは嬉しいポイントです。
管理会社が行う業務には、以下の内容があります。
▪︎管理会社の主な業務内容
仲介業務
|
入居者の募集 |
入居希望者の内見対応 | |
入居審査 | |
重要事項説明 | |
賃貸契約の締結 | |
入居者の対応 | 家賃の回収 |
クレーム対応 | |
契約更新業務 | |
建物の管理業務 | 設備の点検 |
清掃や設備の保善 | |
長期修繕計画の作成 |
管理の委託手数料の相場は家賃の5%です。自主管理すればかからない費用ではありますが、賃貸経営のノウハウも管理する時間がない人にとっては、管理委託するメリットの方がはるかに大きいでしょう。
不動産投資を始めるにあたって、物件の管理業務の委託先について悩んでいるなら、J.P.RETURNSの不動産投資に関する個人相談を受けてみてはいかがでしょうか。不動産投資のスペシャリストが、あなたの疑問にお答えします。J.P.RETURNSでは、業界初の家賃10年固定のプランも提供しています。気になる人は、J.P.RETURNSの個人相談で担当者に聞いてみましょう。
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不動産投資は金融機関から融資を受けて賃貸物件を購入します。入居者から家賃収入を原資にローン返済しながら、年月をかけて物件を手に入れる少ない元手で大きな資産を築く投資モデルです。
不動産投資を始めるメリットは、以下の通りです。
・多額の初期費用を必要としない
・少ない手出しで大きな資産を築ける
・インフレ対策となる
それぞれ詳しく解説します。
不動産投資は多額の初期費用を必要としません。物件の購入費の大部分は、金融機関から借り入れた不動産投資ローンを充てるため、手持ち資金が少なくても始められます。
不動産投資は個人属性によっては自己資金の何倍もの借り入れが可能で、高い投資効率が期待できます。少ない資金で大きな金額の取引ができる仕組みをレバレッジと呼び、不動産投資で資産構築するための重要な要素です。
例えば、自己資金1,000万円のみと、金融機関から2,000万円の融資を受けてレバレッジ効果を使った運用で比較してみましょう。
条件A 自己資金1,000万円で物件を購入し、年間60万円(月5万円)の家賃収入を得た |
条件B 自己資金1,000万円と金融機関から返済期間25年、金利2.5%で2,000万円の融資を受け3,000万円の物件を購入し、年間180万円(月15万円)の家賃収入を得た |
自己資金のみで運用した条件Aでは年間の家賃収入が60万円、レバレッジを利かせて運用した条件Bでは180万円の家賃収入を得ました。
条件Bでは金融機関から融資を受けているため、年間28万円の金利が発生します。
家賃収入180万円から年間金利28万円を支払うと、実際の収益は152万円です。
自己資金のみで運用したときの年間家賃収入60万円に対して、借り入れでレバレッジを利かせると金利を差し引いても年間152万円の収益が得られるので、2.53倍のレバレッジ効果を生み出しています。
2.53倍=152万円(レバレッジを利かせた家賃収入)÷60万円(自己資金のみの家賃収入) |
不動産投資ではレバレッジ効果により、自己資金の運用のみで得られる以上の資産構築が可能です。
ただし、レバレッジを利かせると大きな収益が期待できる反面、多額の損失を出すリスクも高まります。不動産投資を始める際は、リターンとリスクの関係性をよく理解して始めましょう。
不動産投資は空室率が低く安定した収益の得られる物件を手に入れられれば、ほとんど手元資金を持ち出さずに資産を築けます。不動産投資では毎月のローン返済額と必要経費の合計よりも家賃収入が上回っていれば、毎月の収支はプラスになります。
また、毎月の家賃収入がローン返済額と必要経費を上回って得られた手元資金を蓄えれば、災害による破損や家賃滞納などの予期せぬトラブルにも対応できるのです。不動産投資は空室率の低い優良物件を選べるかが、成否を分けます。
空室率が低く、毎月のキャッシュフローがプラスになっている状態が、ローン返済期間中に継続できれば、手出しなしで大きな資産を築けるでしょう。
不動産投資は、インフレに強い資産運用の一つです。インフレは商品の生産量の減少や物不足により、需要が供給を上回ると物やサービスの価格が上がる現象です。
インフレにより現金の価値は下がりますが、不動産は実物資産であるため価値が下がりにくいです。賃貸経営では物価の上昇に合わせて、緩やかではあるものの家賃を引き上げられるため、インフレの影響を少なくできます。
また、インフレにより現金の価値が下がると、実質的に借金の負担感は減少します。家賃上昇が伴えば、さらにローンの負担感は下がるでしょう。
不動産の資産の性質や金融機関からの借り入れなど、複数の要因で不動産投資はインフレ対策として有効です。
不動産投資は金融機関から借り入れをして賃貸物件を購入し、家賃収入を原資としてローン返済を行います。多額の借り入れで行う不動産投資は、資産構築が期待できる一方で、劣悪な物件を購入すると借金だけが残るリスクもあります。
不動産投資で失敗しないためには、以下のような点に注意する必要があるでしょう。
・物件選びで手を抜かない
・安易にサブリース契約をしない
・リスク対策を怠らない
・不動産詐欺に気を付ける
・利回りだけで物件を選ばない
それぞれ詳しく解説します。
不動産投資において物件選びは、成功の可否を分ける重要なポイントです。物件選びで手を抜いてしまうと後から挽回するのが難しくなるでしょう。
物件を選ぶ際は、以下の点に着目する必要があります。
・物件があるエリアの人口が多い ・駅から近く交通の便が良い ・周辺に商業施設があるなど利便性が高い |
〈物件があるエリアの人口が多い〉
東京23区など、人口の多い都心エリアは底堅い賃貸需要があります。空室は不動産投資家がもっとも恐れるリスクで、賃貸経営では入居者がいないと収入は0になってしまいます。そのため、物件が人口の多いエリアに立地しているかは、空室率に大きく影響する重要事項です。
〈駅から近く交通の便が良い〉
駅から近いなど、交通の便が良い物件は、安定的な需要が見込めます。特に単身者は通勤や通学のしやすさを重視するため、駅から近い物件を望んでいる人が多いです。そのため、単身者向けのワンルームマンションなどを購入する際は、駅からの距離を考慮して選んでください。
〈周辺に商業施設があるなど利便性が高い〉
周辺にスーパーやドラッグストアなどの商業施設があり、日常生活に便利な位置にある物件は人気になる傾向があります。また、物件のターゲット層がファミリー向けなら、学校や病院の距離も利便性を考えるうえで重要なポイントです。
管理業務を委託する方法の一つにサブリースがあります。
サブリースとはオーナーがサブリース会社と賃貸契約を結び、サブリース会社が借主に転貸するビジネスモデルです。サブリースでは運営の主体がオーナーからサブリース会社に移り、入居者の対応や物件管理など賃貸経営に関わる業務を一手に引き受けてくれます。
さらに、サブリース契約では家賃相場の80〜90%の保証が受けられるため、空室状況に関わらず、安定した収益を得られるのです。
しかし、サブリースには2年ごとに契約更新があり、物件の空室状況などによって家賃保証の減額を要求されるケースがあります。オーナー側が減額を受け入れられず、契約を打ち切ろうとしても、賃貸契約を締結しているサブリース会社は借地借家法に守られるため、容易に契約解除ができません。サブリースは、物件の管理と家賃保証の両方が付帯するために魅力的であるものの、契約する際はデメリットの部分にも目を向ける必要があります。
不動産投資にはさまざまなリスクがあるため、資産形成を成功させるにはリスク対策が欠かせません。不動産投資の主なリスクには、以下のものがあります。
・空室リスク ・物件の老朽化リスク ・家賃の下落リスク |
〈空室リスク〉
空室が発生すると家賃収入が得られず、ローン返済や物件の維持費の支払いができません。
空室リスクを避けるためには、以下のような空室になりにくい特徴のある物件を選ぶのが大事です。
▪︎需要の高い物件の特徴
特徴 | 内容 |
賃貸ニーズの高いエリアに立地している | 近くに複数の大学や企業の集まるオフィス街がある |
設備がターゲット層に合っている | 女性の一人暮らしに需要の高いオートロックや単身世帯に人気のある宅配ボックスなど、ターゲット層にあった設備が整っている |
管理が行き届いている | 清掃や植栽の手入れが行き届いていて、清潔感が保たれている |
このような特徴のある物件は、空室リスクが低く、不動産投資に適しているといえます。
〈物件の老朽化リスク〉
賃貸物件は年数の経過で老朽化し、見栄えが低下します。不動産投資は老朽化対策を実施し、物件の資産価値や魅力を維持する必要があります。
不動産投資をするうえで、経年による老朽化は避けられません。しかし、計画的に修繕費を積み立てて、リフォームやメンテナンスをすれば、物件の性能や魅力を維持できるでしょう。
〈家賃下落リスク〉
賃貸物件は建物の劣化や設備が時代遅れになるなど、さまざまな理由で、一般的には1年で1%ずつ家賃相場が低下するといわれています。家賃が下落するのは退去者が発生したあと、次の入居者が埋まらないタイミングで決断することが多いです。過去に入居者が見つかった価格帯でも、入居希望者が現れず家賃を下げざるを得ないケースがあります。
また、周辺マンションとの兼ね合いでも家賃を下げざるを得なくなる場合もあるでしょう。不動産投資で収入を安定的に確保するためには、家賃下落への対策は重要です。
家賃下落リスクの対策には、以下のものが挙げられます。
▪︎賃貸物件の主な家賃下落対策
対策 | 詳細 |
入居者の満足度を高め退去を防ぐ | 共用部分の清掃や迅速なトラブル対応などで入居者の満足度を上げる |
設備で他の物件との差別化を図る | インターネット無料や、宅配ボックスの設置、オートロック完備など |
駅に近い立地 | 近ければ、代替しがたい優位性となり、物件が古くなっても家賃を維持できる。 |
家賃の下落は収入に直結し、賃貸経営を圧迫します。家賃の下落を回避するための対策を行わなければ、安定的な家賃収入を得るのが難しくなってしまうでしょう。
不動産投資では詐欺に気を付けなければいけません。なぜなら、多額の資金が動く不動産の売買で詐欺に遭ってしまうと、大きな負債を抱えてしまい取り返しのつかない事態に陥る可能性があるからです。
不動産詐欺の主な手口には、以下のものがあります。
・手付金詐欺
・入居状況詐欺
・二重譲渡詐欺
〈手付金詐欺〉
手付金詐欺とは物件を購入する際に、支払った手付金を持ち逃げする手口です。
手付金詐欺では、次のような事例が発生しています。
仲介業者を装った詐欺師から人気物件なので、キープするためにすぐに手付金を支払うよう強く勧められ、手付金を支払うと音信不通になってしまった |
手付金を早く支払うよう要求する相手は、詐欺の可能性も視野に入れ慎重に対応する必要があるでしょう。
〈入居状況詐欺〉
入居状況詐欺には、次のような手口があります。
実際は空室率が高い物件であるのに、売却のためにサクラを入居させ満室を装い、利回りが高いと見せかける |
この詐欺に遭うと物件を購入してすぐに、入居者が退去し、空室だらけになってしまいます。このような被害を防ぐために、賃借条件一覧表(レントロール)をもらって入居時期を見るなど、不自然な点がないかの確認が必要です。
〈二重譲渡詐欺〉
二重譲渡詐欺とは、次のような内容です。
既に売却済みの物件を二重に販売して、購入代金をだまし取る |
二重譲渡は詐欺グループが行うケースもあれば、仲介会社も知らない間に、売主が悪意をもって他の人に売却してしまっているケースもあります。不動産の所有権は、売買が成立した時点ではなく、先に登記した方にあるため、登記内容を確認してから売買契約を結ぶのが被害に遭わないポイントです。
利回りは物件の購入費用に対して、どれくらいリターンが得られるかを表しています。例えば、価格が2,000万円で利回り6%の物件を運用すると、リターンは年間120万円発生します。利回りは、物件の収益力を判断する指標の一つです。
しかし、不動産投資を始める際、利回りの高さだけで物件を選んではいけません。なぜなら、低利回りの中に優良物件が多いからです。一般的に家賃収入が安定的に得られる需要の高い物件は、利回りは低くなる傾向にあります。好立地で空室リスクが低い物件は購入希望者が多く、利回り計算の分母にあたる購入価格が高くなるためです。
反対に価格が安く、高利回りの物件は、空室リスクや家賃の下落リスクが高い可能性があります。そのため、リスクに嫌気を感じる不動産投資家からの評価が低く、価格が下がる傾向にあります。
利回りが高い物件を選ぶ場合、抱えるリスクを理解したうえで購入を判断してください。
不動産投資は、生活者の視点で物件の使い勝手を想像できる女性に向いている資産運用の一つといえます。女性は投資用物件を選ぶとき、実際に使う人の立場になって間取りや設備の良し悪しを検討します。そのため、女性の選ぶ物件は男性女性問わず、入居者の満足を得られやすいです。不動産投資で重要な物件選びにおいて、上記のような特徴は大いに発揮でき、成功につながりやすいといえるでしょう。
女性の社会進出が進んでいるものの、依然として男女賃金格差は開いているのが現状です。不動産投資で上手に資産形成を行えば、この賃金格差以上の資産を築けるので、おすすめできます。
現時点で不動産投資の知識が全くないという人は、J.P.RETURNSの無料書籍スマホで学ぶeBookと無料動画セミナーで、不動産投資の学習を始めてみてはいかがでしょうか。移動時間などのスキマ時間で効率良く学習ができます。
まずはどのような物件がいいのか実例を聞きたいという人は、不動産投資のプロによる無料相談もご活用ください。オフィスでもオンラインでもお客様のご都合に合わせてお話できるので、ぜひご検討ください。
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J.P.Returns株式会社
執行役員 コンサルティング3部 本部長
J.P.RETURNS執行役員。
J.P.RETURNSに入社後、設立初期より営業部を統括、本部長を務める。以降融資担当部長、流通事業部では仕入れ先開拓業務に従事、後に管理業務部等を歴任。数百戸の投資用区分マンションを販売、自身でも6件の不動産を所有、運用している。現在は自社セミナーを始め、様々な会社との協賛セミナーの講師を務めながら、常に世に発信する立場で不動産業に従事している。
【書籍】
日本で最も利回りの低い不動産を持て!
マンション投資2.0
【ブログ】
室田雄飛のモグモグ不動産投資ブログ
ファイナンシャルプランナー。ディベロッパーとして再開発に従事したことがきっかけで不動産に興味を持つ。個人では、不動産を軸に据えながら株式や暗号資産にも幅広く投資。
自分自身の投資体験をもとにかみ砕いて分かりやすく説明することを得意とする。大手メディアで金融や不動産ジャンルに特化して執筆を行い、携わった記事は300記事を超える。
【保有資格】
2級ファイナンシャル・プランニング技能士